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Chef Nicols Boussin

二コラ先生は2011年JHBSのサマーセミナーの先生でした。
毎年JHBSではMOFという日本の人間国宝に値する賞を得た先生や世界的なコンクールで受賞した先生方をお招きしてセミナーを開催しています。
主にパンの先生が多いのですが今年はお菓子の先生でした。

MOFを受賞したすごい先生とはわかっているのですが、あまり先生のことを知らずに参加した私。
仏人の先生の時は早めに会場に行き、席を確保してもし時間がありそうでしたら先生とつたない仏語で会話するのを楽しみにしています。
今年も早めに行き先生に声をかけました~
挨拶してから・・・「来週パリに行くのですが先生のお店はあるのですか?」と聞いたら「今はまだないんだ」とのことでした。すごく気さくに話してくださいます。

それから少しお話してお忙しいと思うのですぐにその場を離れたのでした。
その後、セミナーが始まる前に先生からみんなにサインをしてくださいました。
一番前の席の特権ですね♪
そのときは「子供さんはいるのですか?」とか社交辞令的な?話をしてたら・・・「もし時期が合えば、僕のラボに招待するけど見学に来る??」との話が・・・
「もちろん行きます!パリには2週間いるので先生が日本から帰ってきたときにもまだパリにいます!」と言ったら「後で名刺渡すから電話してきて~」と言ってくれたのです!!!
感激~~
決して、自分から遊びに行きたいなどと言ってませんよ。さすがの私もそんなずうずうしいこと言えません!

ということで先生がパリに帰ってきてから電話して見学に行きました。
約束の時間には外で待っててくれて、なんて親切なんでしょう(涙)
しかも勝手に友人も連れて行ったのですが歓迎してくれました。
お土産までいただいて感激でした。
サロンドショコラでチョコレートのファッションショーにも出されていたり、本当にすごい方なんだ~と実感。
私ったら何も知らずにずうずうしくクリストフ先生のお店がバカンス中か電話で聞いてもらったりして、本当に優しい方です。
私の作ったマカロンの写真を見せて質問にもしっかり答えてくれました。
先生は「2週間前はお互い日本にいて、今はパリにいるなんておもしろいね」と。
技術はもちろん人間性も素晴らしくかっこよくて優しい方です。
素晴らしい経験をさせてもらって先生に何もお返しができませんがこれからはグランマニエを使おうと思います。

毎年素晴らしい先生との出会いを設けて下さるJHBSにも感謝しています。

DSCF1467.jpg

こちらは先生の紹介(De Qualiteより引用させてもらいました)

肩書: フランス国家最優秀製菓職人MOF
現職:グランマルニエ ガストロノミー・アンバサダー
信条 :創造性、革新性、製品への敬意、厳密性、チームの育成能力
獲得資格:1982年  製菓部門国家資格 CAP (製菓、チョコレート、砂糖菓子、氷菓部門)
     1983年  料理部門国家資格INFATH
     1984年  料理部門国家資格 CAP (フランス伝統料理部門)
     1996年  製菓部門上級国家資格BM
     2000年  フランス国家最優秀職人製菓MOF(製菓、チョコレート、砂糖菓子部門)
タイトル・コンクール
     1983年  アルパジョン杯 フランス料理部門 2位
     1983年  アルパジョン名誉賞受賞
     1990年  ベルギー国際コンクール 1位
     1994年  フランスデザート選手権 優勝
     2002年  製菓世界大会WPTCラスベガス 2位(フランスチームキャプテンとして参加)
職業経歴
     1981~1984年  シャンティの製菓店でブーレ氏の下で見習いとして働く。
     1984~1985年  パリのレストラン・ ルドワイアンでMOFトロセリエ氏の下で料理人として働く。
     1985~1986年  兵役を務める。
     1986~1987年   ルトワドパシー(ミシュラン1つ星)でシェフパティシエとして働く。
     1987~1988年  パリの製菓店・アントルメドフランスのMOFブレダ氏の下でパティシエとして働く。
     1988~1989年  パリの製菓店・ヘルグアーチでパティシエとして働く。
     1989~1991年  ブリュッセルの製菓店・ヴィタメールで工芸菓子製造責任者を務める。
     1991~1992年  ニューヨークの製菓店・ポテルエシャボでシェフパティシエを務める。
     1992~1998年  帰国後レストラン・ ドメヌエデボヌ(4つ星ホテル)でシェフパティシエを務める。
     1998~2003年  パリの「La Grande Epicerie de Paris」でシェフパティシエを務める。
     2003~現在    フランスのマルニエ・ラポストル社で「ガストロノミー・アンバサダー」
             美食の親善大使として世界で活動を行いグランマルニエの普及に努める。
その他の専門活動
・ ENSPフランス高等製菓学校、辻専門学校、レンヌ職業大学などで非常勤講師を務める。
・ 様々な講習(惣菜、製菓の基礎技術)を実施する。
・ 菓子製造店(手づくり、工業生産)での技術指導、レシピ研究開発、製造マネージメントを行う。
・ 各種のイベント(展示会、プロモーション、ホテル)でのデモンストレーションを行う。
・ 様々な企業のために料理の写真デザインを行う。
・ 雑誌の記事のためにレシピを開発する。
・ 製菓世界大会WPTC(2004年)のフランスチームトレーナー。

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手作業で労働する伝統的フランスの職業の技術保全と地位向上を目的に、122の職業を19グループに分けて最高技術者(MOFと呼ばれる)を決めるコンクールが3年に1度フランス政府承認のもとフランスでは行われる。

製菓部門の職人達にとってはこのコンクールで国家資格である最高技術者の称号MOFを取ることが技術・知識を高める上でとても大きな目標となっている。
MOFを取得した者だけがフランス国旗の三色のトリコロールの入った襟のコックコートを着る事が法律で認められている。
MOFを取得した者は製菓職人達にとって憧れの存在で日本の人間国宝の存在に近い雲の上の様な人物として敬われている。

MOF取得者はフランスの大統領官邸の晩餐会に招待され大統領と食事を共にする。晩餐会では大統領からMOFのメダルが直接授与される。

製菓部門のMOFコンクールは1920年代に1回目が行われた。
2010年までに約100名がMOFのタイトル(製菓部門)を獲得している。
3年に1回のコンクールで平均4~5名しかMOFのタイトルを取得できず、製菓のワールドカップ 「Coupe du Monde クープ・デュ・モンド」 で国内代表になる以上に要求される技術・知識が高く準備時間が必要と言われる大変難しい試験が受験者には課せられる。
毎回製菓部門のMOFコンクール決勝はフランスのパリかリヨンの調理製菓学校の施設を使用して行われる。


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